愛知県古民家の特徴について(13)

愛知県下に分布する古民家の形式について(13)

町屋形式は城下町としての江戸期の様子を簡単に知ることは困難であるが旧街道の宿場には江戸末期から明治初期にかけての町屋をみることができる。
尾張では清洲町、名古屋市西区四間道、緑区有松町、東加茂郡足助町、豊川市御油町、豊橋市二川町などに江戸末期から明治初期にかけての町屋をみることができる。
これらの中で特に町並みとして旧形状を保っているのは、名古唇市有松町、豊川市を挙げることができる。
その他は本体は旧の町並みを保ちながらも、正面の姿を改変したり家並みの連続性に欠けた歯抜けの旧状が残っている。
これらは整備することによって、旧の町並みを復活することができる町屋もある。

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